IITsの学費

金曜日の夜、部屋にIITの定期新聞(?)が届いていました。(部屋の前に無造作に落ちていただけです...)

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この新聞は結構量があるので近々またブログで面白そうな内容を紹介しようと思いますが、今日はIITs(インド工科大学○○校の総称です)の学費を比較した記事を紹介したいと思います。1ルピー大体2円くらいで考えてみてください。

留学を検討している人だと、学費というとアメリカの大学の学費は年々増加しているという記事をよく目にすると思いますが、IITsも同様に上がっているみたいですね。

まず最初に、IITsで比較すると半年間の学費で一番高いのがジョードプル校で、次はボンベイ校、一番安いのがグワーハーティ校となっています。インドの首都にあるデリー校が結構安いことに驚きました。一番高い学校と安い学校で1万ルピー以上も離れていますね...

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次に年間の学費ですが、もちろんアメリカほどバカげた金額ではないです。しかし、授業料の上がり方はアメリカよりも急激だと思います。(アメリカの大学の授業料の上がり方をよく知りませんが...)

ここで一例として紹介しているIITBというのは、IIT Bombay(インド工科大学ボンベイ校)です。ここは、2008年は年間13500ルピーであったのに、2009-2013年度は年間25000ルピーに上がり、2013-2016年はさらに前年度より80%増の年間45000ルピーまで上がっています。また、2016年以降はさらに値段があがり125000ルピーまで上がる予定になっています。それにしても上がり方が異常ですね...

この上がり方はやはりインド人にとっても異常で早急に奨学金制度を設けないとダメだという意見が出ているようですが、対応はかなり遅れているようです。

今年、日本も財務省が国立大学の授業料を私学並みに引き上げする提案しました。既に年々上がっている私大だけではなく国立・公立大学の授業料がもっと上がるかもですね。そうなったときに日本の大学と比べると、まだ学費が安く、英語で世界的に認められた教育をするIITsのようなインドの大学は、今後多くの日本の高校生や大学生にとって魅力的になる可能性は大ですね。

そうなったときにこのブログが少しでも役に立つよう今後もIIT生活について書いていこうと思います!